近年、子供達にも肥満、高コレステロール血症が、急増しており、5人に1人は生活習慣病予備軍と考えられている状態です。小児の肥満は昭和30年代後半に比べるとその頻度は3倍にもなっています。また小児の総コレステロール値も年々上昇しており、20歳以下の日本人若年者の血清総コレステロール値はアメリカのその平均値を既に上回っています。
   子供の肥満は、肥満度{(児の体重―身長に対する標準体重)_}/標準体重×100}を基準にしています。肥満度20%以上が“肥満”ということになります。小児の肥満のうち、幼児期以後の肥満は互いに連続しており、予後不良な思春期肥満につながっていく可能性が大です。すなわち、思春期に太っている子供は、中年以降の生活習慣病の有病率が、肥満でない子供に比べて増加すると言われています。子供の肥満は決して軽く見てはいけません。

<肥満度判定>
身長と体重を入力して「計算」ボタンを押してください。
あなたの標準体重と肥満度、BMIが計算されます。
<BMIとは?>世界共通の肥満度の指標で,Body Mass Indexの略です。
身長と体重から計算されます。
BMI = 体重(kg) ÷  身長(m) ÷ 身長(m)です。標準は22です。
<±10%未満ならば、正常+10%以上ならば、肥満+30%以上ならば、病的肥満>
となります。

身長(cm)

体重(kg)


標準体重(kg)

肥満度(%)

BMI

<肥満度判定曲線>
●男子/身長70〜118cm ●男子/身長103〜181cm
●女子/身長70〜118cm ●女子/身長102〜167cm

 昨今はいつでもどこでも、お金さえだせば物が食べられます。さらに子供達自身も忙しくなってしまって、学校からかえってきておやつを食べて、塾へ行き、帰ってから食事をし、勉強かテレビを観る。また家族がそれぞれ思い思いの事をし、食事も一人でするため、満腹感がわからずたくさん食べてしまう。これら食生活の変化(孤食、偏食、間食、欠食、夜食)と運動不足が要因となって太っている子が増えてきたといわれています。

 肥満、2型糖尿病を含めた生活習慣病は、家庭で食事を年令相当のカロリーにし、食事には後片付けのお手伝いをしたり、天気の良い日は外遊びをする等、ちょっと日常生活を見直す事で予防する事ができます。

 また診断を受けた時点で、食事、運動療法を開始しても十分に間に合うのです。しかし放置すれば必ず眼、腎臓、神経への合併症をきたし、動脈硬化を促進します。子供たちの血管が私達より早くおじいさん。おばあさんにならないために、食事と運動はとても大切な事なのです。

 肥満の治療はできるだけ早期に、しかも各年齢期において最も適切な対処が必要です。肥満度が50%を優に超えるお子さんや、肝機能障害などを合併している場合には外来を受診してください。

離乳食の事や、食事の好き嫌い、少し肥り過ぎかしらと思ったら、気軽にご連絡下さい。
栄養士さんによる相談を週1回行っています。
■場所:宮の沢小池子供クリニック
■日時:予約制なので宮の沢小池子供クリニックに連絡
お問い合わせ・お申し込みはお電話011-669-5551
またはe-mail info@koike-child.comまで

 

 

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